31日（金）、元選手で現・球団職員の河端龍氏と徳山武陽氏が東京都江東区にある区立水神小学校を訪問。毎年春ごろに行われる「スポーツテスト」に向けて、子供たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

この日は2年生から6年生に向けて5度の授業を実施。はじめに子供たちと「元気な声であいさつすること」「ボールと友達になること」「目を見て話しを聞くこと」の3つの約束をして授業を開始します。

準備運動を行うと、投げる動作について3段階に分けて確認していきます。次に柔らかいボールを使って持ち方について説明すると2人1組になってキャッチボールを実施。河端氏は「どこに投げたら捕りやすいか相手のことを考えて投げてみよう」とアドバイスを送ります。

続いて遠投にもチャレンジ。「ライナー性と空に向かって投げるボール、どちらが遠くに飛ぶかな？」とクイズを出すと、実際に河端氏が投げて答え合わせをします。空に向かって投げたボールの方が遠くに飛ぶと、子供たちから大きな歓声が上がりました。

遠投に慣れてくると、2チームに分かれて投げた距離で得点を競うゲームを実施。ゲームの途中には子供たちが作戦会議を行い、遠くに飛ばせる方法を話し合う場面も見られました。

最後は、授業を受けてくれた子供たちへ投げ方名人認定書を贈呈し、元気よくハイタッチをしてお別れをしました。

東京都江東区立水神小学校について
昭和35年4月に開校。教育目標に「自ら学び深く考える子」「明るく思いやりのある子」「じょうぶでたくましい子」を掲げ、「共に学び、共に育つ学校」を目指す学校像としています。特色ある教育活動として、「鼓笛活動」「健康教育」「きめ細かい指導」を取り入れ、教職員が一丸となって指導にあたっています。

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