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山部氏と河端氏が長沼小学校で投げ方指導! 野球で一番大事なこと

社会貢献活動

25日(火)、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都八王子市にある市立長沼小学校を訪問。毎年春ごろに行われる「スポーツテスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

春の日差しが差し込む中、5年生と6年生を対象に4度の授業を実施。「わかりやすい授業になるように頑張るので、今年のスポーツテストでは去年の記録を越せるよう頑張っていきましょう!」と声を掛け、授業を開始します。

まずはキャッチボールのお手本を見せ、その後、3段階に分けて投げる動作を指導していきます。その際、足を上げるタイミングや、踏み出す方向についても丁寧に説明していました。動作を習得したところで、キャッチボールを実施。思い切り投げてしまい、なかなかキャッチボールが成立しない児童たちに対し、「ボールを投げて、そのボールを相手が捕って、それが返ってきて、初めてキャッチボールだよ。相手が捕りやすいボールを投げよう、相手のボールをなんとかして捕ってあげよう、という気持ちを持って取り組んでね」とアドバイスを送りました。

その後1人2球ずつ遠投に挑戦し、最後は2チームに分かれてゲームを実施。1人1球ずつボールを投げ、その距離によってチームの合計点を競い盛り上がりました。

授業後は山部氏が6年2組、河端氏が6年1組の教室を訪れ一緒に給食を食べました。山部氏は「塾で何勉強してるの?」と質問したり、おかわりをした児童に対し、「いいね!大盛だね。たくさん食べないと大きくなれないもんね!」と声を掛けるなど積極的にコミュニケーションを取っていました。一方河端氏は、児童からの「野球で一番大事なことはなんですか?」との問いに対し、「野球だけに限らないけど、準備かな。テスト受ける時も、ちゃんと勉強してから受けないといい点数取れないよね。それと同じで、活躍したいと思ったらちゃんと練習して、準備体操もして、試合に臨む。そういう手順を踏んでいくのが大事だと思います」と話しました。

八王子市立長沼小学校について
昭和48年に開校した八王子市立長沼小学校は、「よく考え創造力のある子供」を目指す児童像の重点目標として挙げています。特色ある教育活動として「小中一貫教育」が挙げられ、近隣3校による異校種間授業参観の実施、6年生の部活動体験、近隣中学校体育祭種目「小学生招待リレー」への参加、中学生による夏季休業中の水泳指導補助などが行われています。

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