投げられる身体とフォームを身につけたい―――初の一軍キャンプへの参加ですが、どんな心境でキャンプに臨んでいますか?奥川 一日一日、しっかり上手くなっていくことを思って、キャンプは過ごそうと思っています。―――その中でどんな取り組みを?奥川 昨年はあまり投げられなかったので、キャンプ中ですけど、今年はしっかりブルペンで投げて、トレーニングの中で投げられる身体を作っていきたいと思っています。とにかく投げて、投げて…という感じですね。―――昨年投げられなかった時期があったのが大きかった?奥川 まずは投げられないと課題も出てこないので、そういった点で去年は本当に悔しかった。とにかく投げられる身体とフォームを身につけようと思って、オフは過ごしていました。―――どのような思いで日々を過ごしていたか、教えてください奥川 焦りというか、投げないと、「自分が落ちていってしまうのではないか?」という不安もありました。そういう気持ちですね。周りからは「一年目から活躍してくれるのではないか?」と言われていたんですけど、その中での昨シーズンの結果だったので、凄く悔しいというか、そんな思いでした。―――「怪我をしない身体を作りたい」という言葉が印象に残っていますYasunobu Okugawa最終戦に登板したものの、未勝利に終わった2020年。怪我の影響で投げられない時期を経験した奥川投手が、新シーズンに向けて取り組んでいることは何か。その心境に迫りました。(2月18日 ANA BALL PARK 浦添にて)奥川 恭伸悔しい思いを持って、オフを過ごせたSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview02Swallows Times
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