Swallows Times Vol.63 Trial
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一日一日を大切に―――新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、選手としても難しい時期だと思いますが、この自粛期間を石川投手はどのように捉えて、日々の調整に取り組んでいますか?石川 まず、昨シーズンオフから、3月20日を目標に自主トレーニング、キャンプ、オープン戦とやってきましたけど、コロナの影響で開幕が延期になり、チームとしても今は全体練習が出来ない状況です。3月20日という大きな目標、数字があったので、それがなくなったことで、気持ちの持ち方を迷った時期もありましたけど、そう言ってもしょうがない。いつになるかわからない開幕ですけども、身体と気持ちを何とか切らさずに「出来る範囲の練習をやって、一日一日を大切に使っていこう」ということしか考えられなかったですね。人数も区切って、時間も区切ってという中で、やれることは限られていますけど、毎日悔いのないように、出来る範囲のなかでトレーニングをしています。―――限られた練習という点で難しさがあると思いますが、その中で石川投手が意識していることはありますか?石川 逆にこれを良い風に捉えています。自分のなかで微調整しなくてはいけないところを見つけて、フォームだったり、身体の柔軟性だったり、トレーニングだったり、いろいろな発見も出来た時期でした。自主トレーニングを2回やったという感じですね。不思議な感じはありますけど、自分にとってはプラスだと思ってやっています。Masanori Ishikawaプロ19年目を迎えた2020シーズン。新型コロナウイルスの影響で開幕が延期になり、全体練習もままならない状況で、どのような思いを持ち、調整を続けてきたか。そして、苦しい状況になって感じたファンへの思いとは? 石川投手の心境に迫りました。(5月17日 取材はオンラインで実施)石川 雅規ファンの方々の声援が一番の後押しSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview02Swallows Times

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