Swallows Times Vol.53 Trial
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チームの勝利に繋がるようなピッチングを―――今シーズンここまでのプレーを振り返っていかがですか?高梨 良いときもありますが、悪いときは本当に多く点を取られてしまったり、そういう状況が続いているので、後半戦は何とか悪いときに粘って、試合を作っていきたいです。チームの勝利に繋がるようなピッチングができればなと思っています。―――良いときと、悪いときがあるということですが、高梨投手自身が感じる登板時の違いはありますか?高梨 武器は真っ直ぐだと思っているので、その真っ直ぐの割合が減ってしまっているときや、変化球に頼ってしまうときは良い結果が生まれていないのかなと思います。ただ、変化球が多くなるとは言ったのですが、真っ直ぐの状態が悪いときに、真っ直ぐで行き過ぎるというのも、あまり良くないことだと思います。そのときの状況に応じてのピッチングができれば、試合を作る回数は増えてくると思うので、後半戦は反省を生かしてやっていきたいです。―――移籍して、チームには慣れてきましたか?高梨 そうですね、だいぶ慣れてきました。身体の面もそうですし、考え方というか、そういうところも含めて、新天地に来て、新たな刺激を受けています。そこは本当にプラスになっていると思います。―――刺激というのは具体的にどんな部分ですか?01Swallows TimesHirotoshi Takanashi昨年末にトレードで加入し、先発ローテーションの一角を担う高梨投手。新チームで奮闘する高梨投手に今シーズンここまでのプレーを振り返っての心境、チームメイトとの関係などについて伺いました。(7月9日神宮球場クラブハウスにて)高梨 裕稔チームの勝利に繋がるピッチングをSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview投手

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