Swallows Times Vol.51 Trial
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Special Feature Interview例えば、キャンプインにいけるかどうかもわからないわけじゃないですか。海外のチームだった場合も。でも、やり続けるというところの精神的なストレスは多少あったんじゃないかと思います。このチームで優勝を目指していきたいという気持ちが強くなっている―――そんな中でスワローズ復帰が決まりました。五十嵐投手の過去のコメントなどを見ていても、球団への感謝の思いを感じます五十嵐 そのとき(入団が決まった当初)の意気込みであったり、話していたことが、そのまま今も継続されていて、キャンプ、オープン戦、シーズンと入って、時間が経つにつれて、チームに対しての気持ちが強くなっている気がしますね。コーチや選手と会話を交わしたり、戦っていくなかで、やっぱりこのチームで優勝を目指していきたいという気持ちが強くなっています。僕は監督、コーチにはすごくお世話になっているので、胴上げしたいですよね。―――五十嵐投手自身は開幕から8試合連続無失点、4月には5勝を挙げるなど、順調なスタートを切ったと思います。調整が上手くいった要因はあるのでしょうか?五十嵐 完全に石井(弘寿)コーチのおかげです。キャンプ中から話していくと、石井コーチは僕にあまり言わなかったんですよ。僕のピッチングをすごく見てくれていて、本人の中で言いたいポイントはいくつもあったと思うんですけど、あえて言わなかったんです。オープン戦に入って、僕自身も思った投球ができなくて、ちょっと大きく変えてもいいかなと思っ02Swallows Timesて、石井さんに相談したら「じゃあ、やろうか?」という形になりました。本当に一からですね。僕の投げている感覚と、石井コーチの目から見たズレというのをお互いに話して、合わせていきました。段階を踏みながら良くなっていったので、その継続が結果として良くなっていきましたね。―――やはり石井弘寿投手コーチの存在は大きいですか?五十嵐 もちろん大きいのは当然なんですけど、石井コーチの場合は技術もそうですけど、メンタリティーのコントロールもすごく上手な人です。僕はキャンプもオープン戦もそうだし、シーズン中の今もそうなんですけど、メンタリティーの部分で支えられているというのはすごく感じます。―――昔はチームメイトという関係性だったのが、選手とコーチという関係性に変わって感じることはありますか?五十嵐 そこまで大きくはないですね。僕の先輩であることに変わりはないので。野球の話をするときは、そこを取り除いた状態でオープンに話ができています。立場上、そういう関係性というのは保たれていると思いますけど、野球のことを深く追求するときは、当時とあまり変わっていないと思いますね。

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