Swallows Times Vol.48 Trial
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キャンプに入るのは、この春のキャンプで4回目になります。野手にしても、ピッチャーにしても、けっこうな練習量を求めていますが、当初から比べると、野手で言えばバットを振る力やスイングスピードというのは、非常に変わってきていると思いますね。̶練習量が増えた今、逆に怪我人が少なくなっている要因はあるのでしょうか?特別なケアなど。小川 我々のほうでは、特に怪我に対してケアというのはないのですが、サポートしてくれているトレーナーやコンディショニングで目をかけてくれています。選手の状態を把握しながらアプローチしている表れじゃないかなと。あと、トレーナーから選手の状態の報告があったときに、怪我する一歩手前というのはなかなか判断が難しいですが、比較的そういうところで外すことはしています。それが怪我防止に繋がっているかはわからない部分もありますが。̶シーズンが始まってみないとわからない要素もあると思いますが、今キャンプで得た手応えを教えてください。02Swallows TimesSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview小川 こういう言い方は変かもしれないですけど、キャンプを全て順調にうまく乗り切って、状態も良いからといって、シーズンで必ずしもうまくいくとは思ってはいません。こういう風に言うと、何もなくなってしまうんですけど(笑)。キャンプが良いから、シーズンも良くなると繋げないようにはしています。2月1日からキャンプがスタートして、それぞれ自主トレをしてきて、その中でバッティング、ピッチング、試合になるじゃないですか。調子が良い人もいれば、なかなかそこまで上がってこない人もいるわけです。自分の立場からすれば、良ければ良いで心配だし、悪ければ悪いで心配だし、どれを取ってもそう思えてしまうのです。自分自身の性格からしてもですね(笑)。そういう中でも怪我なく順調にできているのは良いのかなと思います。̶そんな中でも小川監督が練習試合などで勝利に対する執念を求めている姿が印象に残っています。就任後、選手の勝利への意識というのは変化していますか?小川 諦めないという思いはベンチのなかで感じることが多いですね。その音頭を取っているのが、去年で言えば青木だったと思います。̶やはり青木選手の加入は大きかったと?小川 非常に大きかったなと思いますね。一昨年の成績からすると、勝負に対する執念というのが一番欠けていたような感じを受けました。諦めない思いを感じる

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