Swallows Times Vol.37 Trial
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02Swallows Timesキャンプでは選手たちの意識やフィジカルが明らかに変わった̶春季キャンプを振り返って 小川 キャンプとしてはここまで非常に充実したキャンプを過ごせているかなと、まず第一に思います。選手たちの意識をすごく感じるし、フィジカルを含めて明らかに変わったと感じるところはあるかなと思っています。̶キャンプのテーマに「チーム力アップ」などを掲げていました。 小川 チーム力アップというのは、ひとりひとりの個人的なレベルアップと、1年間戦う上において、スキルアップに繋がるためのフィジカルという部分で非常に厳しい練習を課して、選手たちはそれに向けて一生懸命やってくれて、今のところそういった部分においては上がってきているんじゃないかなと。ただあくまでも野球というのは、試合の中で、自分のレベルを上げて、チームとして勝ちに結び付けるということが一番大事なので、そういった意味ではこれから(出てくること)になってくるかなと思います。現時点ではすごく順調に来ていると思うし、練習試合、オープン戦、公式戦と意識の持ち方がたぶん違うと思いますが、一応対外試合に入る前に選手たちには、練習試合と言えども勝ちにこだわってやっていきたいということは伝えたので、そういった意味で、練習試合の中でもみんなひとつひとつのボールに集中して執念を持ってやってくれているんじゃないかなと思います。間違いなくそういった事はこれからの公式戦に繋がっていくと思っていますし、そういった事の積み重ねが、チームとしての力が上がっていくのかなという想いがあります。Special Feature Interview小川淳司監督Special Feature Interviewシニアディレクターという立場から、4年ぶりにユニホームに袖を通し、監督として迎える今シーズン。厳しい春季キャンプを終え、最下位からの巻き返しへ、手応えや意気込みなどを伺いました。(2月22日春季キャンプにて)みんなが一丸となって、必死になって執念を持って戦っていく、最後まであきらめない「姿勢」を見てほしいと思いますJunji Ogawa

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