Swallows Times Vol.30 Trial
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02Swallows Timesり、何とかしてほしい場面で何とかするっていうところで、まさにそういう場面だったので、求められた仕事が一つできたっていう部分では、気持ち的には正直ほっとしました。まずチームにほんのちょっとですけど恩返しができたのかなという感じがしましたね̶代打というと、いつ出番が来るか分からない難しさがあるかと思いますが、準備で心がけていること、大事にしていることはありますか?大松 やっぱり気持ちですね。いつ来るか分からないっていうのは、どんどん試合の状況とか、監督がどういう状況で選手を使ってるか、というのをいろいろ見れる時間もシーズンが進むごとに多くなってくるので、最初はなかなか難しかったですけど、日を追うごとに「ありそうだな」とか「こやっぱり気持ちですね。いつ来るか分からないっていうのは、どんどん試合の状況とか、監督がどういう状況で選手を使ってるか、というのをいろいろ見れる時間もシーズンが進むごとに多くなってくるので、最初はなかなか難しかったですけど、日を追うごとに「ありそうだな」とか「この展開だと ...」と読めるようになってきたので、自分の読みと、試合の流れの感じで準備する感じです。もちろん体の準備も大事ですけど、気持ちの部分で、冷静さも必要ですけど、相手に圧されないような気持ちを持っておかないと、気持ち的にちょっと立ち遅れるようなことがあると、相手に飲まれちゃって何もできなくて終わるっていうようなことも多々あるので、そういう気持ちの準備はしっかり、というのを心がけています。Special Feature InterviewSpecial Feature Interview̶昨年アキレス腱断裂という大きなけがをされましたが、リハビリ中、支えになったものは?大松 リハビリの先生や家族、親も含めて、みんながもう一回グラウンドに立っている姿を見たい、また活躍してる姿を見たいっていう一つの目標に向かってリハビリをしてたので、何かあった時にはそういう自分を想像しながら、モチベーションにしてやってました。̶千葉ロッテから初めてチームが変わり、リーグも変わりましたが、違いを感じることはありますか?大松 ありますね。試合でいうとDHがあるかないかっていうのが大きな違いでもありますし、それによってピッチャーが打席に立つので、交代の時期とか、控えの選手の求められることも、複数のポジションを求められたりとか、打つだけじゃなくて守って走れて、全てのことをある程度良い状態でしっかりできる選手がたくさんいないと難しいのかなっていう印象です。パ・リーグはDHがあって、どちらかというと専門職が多いので、控えの選手もどちらかというと、守備が上手いとか足が速いとか、打つだけとか、偏りがちだと思うんですけど、セ・リーグはそういう選手ばっかりだといざとなった時に動かしたりできないので、万能な選手の中に何人か専門的な選手がいるっていうのが一番使いやすいのかなと、そうすると野球も全然違ってくるので、いろいろ勉強になるなと思います。セ・リーグとパ・リーグの野球は全然違う

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