SWALLOWS TIMES Vol.25 Trial
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02Swallows Times寺島くんは将来チームの中心に、星くんは後ろで投げられる投手になって欲しい̶今年の春季キャンプを振り返っていかがですか?真中 投手陣はブルペンを見ていても活気があるし、去年の苦しい経験を活かして、何とか取り返そうというのが伝わります。野手は自分のコンディションをひとりひとりがしっかり自覚して、意識して追い込むところは追い込む。上手に調整しているなという印象ですね。̶新外国人選手たちの印象はいかがですか?真中 オーレンドルフはクイックとかいろんな部分で、いろんな工夫をしてバッターを抑えようと、勝つためにどういうことをしようか常に考えているピッチャーだなという印象ですね。もちろんボール自体も強いボールを投げていますし、本当に経験のあるピッチャーだなと思います。ブキャナンは、ブルペンで見ているとスピードがそんなに速いわけではないけど、実戦に入って、シュートやカットなどいろんなボールを操っている。日本人のバッターが嫌そうな、アメリカの野球独特の動くボールの使い方がすごく上手いという印象ですね。ギルメットは最初に比べるとスピードもどんどん増してきている。上から投げ下ろす形でフォークを投げるのですが、そのフォークもとても良いボールで、日本でも通用するという感じはします。オーレンドルフとブキャナンは今のところ先発で考えていて、ギルメットは後ろでルーキと争っていく感じかな。グリーンは、外国人の枠の問題があるので、畠山との競争も含めて、開幕前にならないと選別していくのは難しいですね。Special Feature Interview真中満監督Special Feature Interview就任3年目を迎える真中監督。今年のスローガン「目を覚ませ!」に込めた想いと、セ・リーグ優勝、16年ぶりの日本一へ手応えを語りました。(2月24日浦添キャンプにて)1点でも多く取って、最後まで粘り切るしつこい野球をやっていきたいMitsuru Manaka

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