Swallows Times Trial Vol.122
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   プロ野球生活には慣れましたか?荘司 そうですね。新しい環境になって、変わったところは色々ありますが、先輩方やチームの皆さんが支えてくれて、本当にやりやすい環境でできているので、ありがたいです。   入団前後でスワローズの印象は変わりましたか?荘司 元々アットホームな球団ということは知っていて、入団後もすごく感じていますね。プロ野球ってとにかく人間関係も厳しい場所なのかなと思っていましたが、今は優しさを強く感じますし、たくさんの方々が声をかけてくださるので、本当に良い球団だなと思います。   社会人野球時代はプロを視野に入れていましたか?荘司 正直、絶対プロ野球に行く!とは考えていませんでした。社会人一年目にあまり投げることができない時期があったので、長く野球を続けるためにはどうすればいいかという事をずっと考えながら野球をしていました。その結果、成績もついてきて、プロに入ることができたので、今では本当に良かったなと思っています。   長く野球をやるために、具体的にどういう意識で取り組んだのでしょうか?荘司 やっぱり何か一つ武器を作ろうというのは考えていましたね。自分の投球スタイルは、ゾーンの中で勝負して、緩急で打者を抑えるという形なので、その部分で誰にも負けないように磨きをかけていました。   一年目から一軍の春季キャンプへの参加となりました。キャンプを振り返ってみていかがでしたか?荘司 社会人から獲っていただいたという部分で、即戦力として戦う上でまず一軍キャンプにという思いは強かったので、選ばれたことに関しては嬉しかったです。アマチュアとプロの違いについてずっと楽しみにしていたので、そこで経験できたのも良かったです。   開幕一軍スタートという良いスタートを切りましたが、ここまでいかがですか?荘司 ありがたいことに調子良く来られていますが、プロ野球は 143 試合あるので、この状態をどれだけキープできるかだと思います。ただ、そううまくはいかないと思いますし、悪い中でもどう抑えるかがこれからの課題になってくると思うので、そこは色々な先輩方にも聞いて、試行錯誤していこうと思っています。即戦力として戦う02Swallows TimesKota Shoji今シーズン、ルーキーとして一軍で奮闘する荘司投手。入団から現在に至るまでの思いを聞きました。(取材日:4月15日)Special Feature InterviewSpecial Feature Interview投手荘司 宏太

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