ADMINISTRATION RULES 運営規則
1.スワローズベースボールアカデミーについて
- (1)目的
- 東京ヤクルトスワローズベースボールアカデミー (以下「アカデミー」)は、株式会社ヤクルト球団が主催又は第三者(自治体や企業等)と共催する子ども向け野球スクール (以下「スクール」)であり、野球の普及と振興、子どもたちの健やかな心身教育、次世代の野球界の担い手育成を目的とし、野球技術の向上を通じて野球の楽しさを広く伝えることを目的とする。
- (2)事務局
- ヤクルト球団事務所(住所:東京都港区北青山2-12-28青山ビル4階)内にアカデミー事務局 (以下「事務局」)を設け、情報の管理や開催情報の発信等、運営業務に当たる。
2.アカデミー会員について
- (3)入会方法
- アカデミーへの新規入会を希望者は、事務局が提供するアカデミー会員管理システムPiCRO(https://picro.jp/、以下「会員管理システム」)にて、指定された会員情報を登録作業のうえ、入会する。
- (4)対象
- アカデミーは、就学前児童~小学生を対象とし、本運営規則を遵守し、指導方針に対し了承できる方を会員とする。
- (5)募集
- 事務局は、スクール開校地毎に会員を募集する。事務局より告知する募集期間内に定員数を上回った場合は抽選にて会員を決定する。当該抽選は事務局にて適正な方法で無作為に行う。
- (6)キャンセル待ち
- 定員数の関係で入会ができない入会希望者はキャンセル待ち会員として扱う。退会者の発生などにより定員に空きが出た場合は、キャンセル待ち会員に対し申込時の先着順で事務局から入会案内を行う。
- (7)コース
- アカデミー会員は幼児(5、6歳)、小学1~2年生(7、8歳)、小学3~4年生(9、10歳)、小学5~6年生(11、12歳)と2学年を1コースとして、計4つのコースに分かれて運営する。なお、定員はコース毎に設ける。
- (8)休会
- 怪我や個人の諸事情等の理由でスクールを受講できない状況となった場合、月単位で休会扱いとし、当該期間の受講料を半額とする。但し、年度内の休会が通算で6ヵ月を超過した場合は原則として退会を通知する。なお、休会を希望する会員は、休会を希望する月の前月25日までに、会員管理システム上で申請する。
休会者は⒅受講料に記載されている受講料の返金については対象外とする。 - (9)退会
- 会員が自ら退会を希望する場合、退会を希望する月の10日までに会員管理システム上で申請する。事務局は、会員または会員の保護者が次に記載する事項の1つにでも該当した場合、会員の保護者へ通知を行ったうえで、当該会員の会員資格を失効させ、退会処分とすることができる。会員の保護者は事務局の最終的な判断に従わなければならない。
①アカデミースタッフの指示に従わない場合
②本運営規則や定められたルール等を守らず、スクール運営に支障をきたす場合
③受講態度に問題がある場合
④受講料がアカデミー指定の方法で2ケ月間決済(納入)されない場合
⑤アカデミーまたはアカデミースタッフに対する誹謗中傷やスクール運営を妨げる行為があった場合。
⑥社会通念に照らし、会員または会員保護者としての品位を損なうと認められる非行があったと事務局が判断する場合。
⑦年度内の休会が通算で6ヵ月を超過した場合
⑧上記①~⑦について、相当期間を定めて催告したにもかかわらず、なお改善されない場合。 退会月の10日までに退会を申請した者、または退会処分を受けた者は、当該退会月までの受講料全額を納入しなければならない。なお、当該月の11日以降に退会を申請した場合、または退会処分を受けた場合、退会は翌月扱いとし、翌月までの受講料を支払うものとする。
3.アカデミーについて
- (10)開催地
- スクールの開催地及び開催時間などは事務局が決定し、会員管理システムを通じて会員へ連絡する。
- (11)スクールの中止
- 悪天候や災害、疫病・感染症の流行、事件、交通機関の乱れ、治安の乱れ、施設利用の制限等(以下「スクール中止事由」)アカデミーの運営が予定通りに行えないと事務局が判断した場合、事務局はスクールを中止または変更とする場合がある。中止や変更の連絡は、事務局が会員管理システムを通じて通達するものとし、会員管理システムに掲載された段階で会員ならびに保護者に伝達がされたものとする。なお、突発的な異変でやむを得ず臨時にスクールを中止、あるいは変更する場合は会員管理システムに掲載するほか、口頭やメール等の手段で保護者ないしは会員に伝達する場合がある。
- (12)スクールの中断
- スクール中止事由等の理由で、長期間にわたってスクールを継続することが困難と判断された場合、事務局はスクールを一定期間中断、または打ち切ることがある。
- (13)期間
- 開催期間は毎年4月から翌年3月末までとする。但し、開催期間中の土日祝日と8月、年末年始等の事務局が指定する日については休講とする。なお、会場施設の都合により、一定期間休講する場合がある。
※休講期間ついては、原則として休講の1ヵ月前までに会員管理システムを通じて会員へ通達する - (14)時間割
- スクールは毎週決められた曜日に開催し、事務局から発表されたスケジュールにより年間を通じて開催する。各スクールとも原則として幼児と小学1~2年生のコースは60分、小学3~6年生のコースは原則として80分間とするが、施設によって季節ごとに利用可能時間が異なるため、スクール時間も当該施設の利用可能時間に合わせて変更となる場合がある。
- (15)コーチ
- 事務局は東京ヤクルトスワローズ選手OB(コーチOB含)とアマチュア出身者の中から、子どもの手本となり、子どもの成長と安全を管理できるにふさわしい人員が勤め、各コーチは子どもたちの成長に合わせ指導に当たる。
- (16)入会費
- 事務局は、アカデミー入会者に対し、その入会月にかかわらず入会費として15,000円(税抜)を徴収する。入会費は、アカデミーが指定し配布するキャップ、シャツ(以下「指定ユニフォーム」) 、会員管理システム登録料、スポーツ安全保険料を含むものとする。入会費は原則返金しないものとする。
- (17)更新料
- アカデミー会員は、本人の希望により次年度の開催期間に会員資格を継続することができる。継続にあたっては、更新料として5,000円(税抜)を徴収する。更新料は、会員管理システム登録更新料とスポーツ安全保険料を含むものとする。更新料は、原則返金しないものとする。
- (18)用具
- 事務局は、野球ボールをはじめとする練習用具や、ネットなどの器具類を用意し、アカデミー会員の練習環境整備に努める。但し、グラブ、バット (3年生以上)、練習着他については原則として会員自身が用意する。なお、会員は原則として指定ユニフォームを着用するものとする。
4.受講料
- (19)受講料
- アカデミー会員は、スクールを受講するために入会費とは別に毎月会費(以下「受講料」)を支払う必要がある。原則として、幼児~小学2年生までは6,000円(税抜)、小学3年生~6年生までは8,000円(税抜)とする。受講料は原則返金しないものとする。但し、⑿スクールの中断に定める事象によりアカデミーの運営が継続不可能だと事務局が判断した場合、またそれと同様の事態が発生した場合に関しては、受講料の一部または全部の返金ならびに次回支払い時への充当とすることがある。
- (20)支払
- アカデミー会員は、入会費および受講料の支払いに使用するクレジットカードを会員管理システムにて登録する。事務局は、登録されたカードから入会月末日に入会費、毎月末日に受講料の決済をするものとし、当該支払情報を善良なる管理者の注意をもって適正に管理する。
5.安全確保
- (21)保険加入
- アカデミー会員は、アカデミーが定める保険(スポーツ安全保険)に加入する。加入手続きは事務局が行う。保険料は入会費または更新料に含まれる。
- (22)負傷時の措置
- アカデミーでは安全を第一に運営し怪我のないスクールを心掛けるが、万が一の事態にはアカデミーが応急処置を施す。ただし、その後の治療、入院、通院等については会員(保護者を含む)の責任とし、アカデミーは責任を負わないものとする。
- (23)免責
- 会員は、当スクールへの登下校の途中を含めた傷害、盗難その他の事故について、アカデミーに対し何ら損害賠償を求めず、アカデミーは賠償しないものとする。
6.その他
- (24)肖像権等
- 会員および会員保護者は、アカデミーの活動中に、事務局または事務局の委託を受けた者(以下、「事務局等」)が、会員または会員保護者の全身および身体の一部声を撮影・録音した写真・動画・音声データ(以下、これらを総称して「肖像権等対象データ」)について、以下の事項に同意するものとする。
(a) 事務局等は、事務局が提供する諸サービスの活動報告および印刷物の配布・掲示・ウェブサイトへの掲載、その他の方法による広報活動の目的に限り、肖像権等対象データを無償で利用できること。
(b) 肖像権等対象データまたはその現像写真等は、他会員または他会員保護者の他、活動に参加した一般参加者またはその保護者向けに公開および販売される場合があること。
(c) 事務局等が肖像権等対象データを利用する際は、肖像権等対象データに対し、(1)に定めた目的の達成に必要な範囲で、創作、変形、合成等を加える場合があること。
(d) 会員または会員保護者が肖像権等対象データの利用停止を事務局に申し出た場合、協議の上、肖像権等対象データの一部の利用を停止する場合があるが、販売後または印刷物の場合における掲載後の削除の申し出には応じられない場合があること。
会員または会員保護者による、アカデミーの活動中の撮影・録音は原則できない。事務局より例外的に許可された会員または会員保護者による撮影・録音に関しては、その撮影・録音データ等の閲覧を会員の家族内に留めるものとし、第三者への提供やウェブサイト等への掲載等の行為は一切できないものとする。 - (25)個人情報
- アカデミー会員の個人情報の取り扱いについては、「個人情報の取り扱いについて」 (https://yakult-swallows.co.jp/academy/assets/images/personal_information.pdf)に従うものとする。なお、会員管理システムにおける個人情報の取り扱いは、「株式会社EDIONクロスベンチャーズのプライバシーポリシー」(https://picro.jp/pages/general/privacypolicy/)に従う。
- (26)本規約等の変更
- 本運営規則を改定する場合、改定の2週間前までに会社管理システム内にて会員に告知するものとし、改定された規則は、会員資格を有する全会員に適用するものとする。
以上
付則
(1)この規則は2022年2月17日から実施する。
(2)アカデミーの組織、指導員や補助指導員については別に内規を定める。
◆2022年2月17日 制定
◆2022年4月1日 改定
◆2024年2月1日 改定